キャリアケース

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複数の事業を渡り歩いたマーケターの新たな視点とこれからのビジョン

Yさん

株式会社 利他フーズ
お客様満足向上 第1チーム

32歳 入社5年目(2018年入社)

宮崎県出身
広島大学 理学部化学科卒

 

パーソナルジム事業を展開する株式会社RITA-STYLEにマーケティング職として入社後、食品通信販売事業を行う株式会社 利他フーズにグループ会社内で異動。

同じ「マーケティング」でも、内容がまったく異なる2社でキャリアを積んでいるYさんにインタビュー!

「グループ会社内で複数会社を渡り歩く先に見える景色」や「複数経験しているからこそ考える今後のビジョン」について、詳しく聞いていきました!

 

 

―RITA GROUPで複数の会社を経験したとのことですが、まずはこれまでの入社してからのキャリアを教えてください。

まず、私の入社してからのキャリアについてですが、ざっくりと上げるとこのような感じでしょうか。

  • 2018年  
    株式会社RITA-STYLE 店舗集客マーケティングを担当
  • 2019年 
    RITA-STYLEのマーケティング課長に就任
  • 2020年 
    株式会社利他フーズ 食品通販事業部へ異動(
    飲食店様向けの通信販売マーケティングとふるさと納税事業マーケティングを行う)
  • 2021年 
    同社 食品通販事業部全体の品質管理を担当
  • 2022年 
    同社 食品通販事業部のお客様対応の責任者を担当

こうやって改めて見てみると、本当自分って色々やってきたんだなって逆に笑えて来ます。ただ、正直なところを言うと大変な時期もありました…でも、今思うとあれは「成長痛」だったんだな、と思いますね。大変でしたけど、新しく覚えることが多くて、「知識が増える」という楽しさが勝りますね!

 

―自分のキャリアについて、客観的に見てどう思われますか?

■マーケティングの知識を違う事業に活かせるからワクワクする

1つのグループ会社にいながら、複数会社で色々なことを経験できたので、客観的に見たら「あいつ得してんなー」って思います。

パーソナルジム事業では「女性向けの集客マーケティング」を、食品通販事業では「飲食店様向けの通信販売マーケティング」を経験していますが、どちらもターゲットはまったく違うので、広告やWebサイトにのせるキャッチコピーも全く違うんです。

脳みそを切り替えなくてはいけない感じ(笑)

でも、マーケティングにはやっぱり「共通点」ってあって、基本的な考え方は同じなんです。だから、基本的なマーケティングの知識を軸足に脳みそを切り替える、という表現が正しいかもしれません。

その基本的なマーケティングの知識を、違う事業で活かせるって、すごくワクワクしませんか?

 

―そんなYさんが、仕事をする上で意識していることを教えてください。

■「寄り添い」と「バランス感覚」、そして「俯瞰すること」

まず、最初に経験した株式会社RITA-STYLEでの「女性向けの集客マーケティング」では、しっかりとお客様に寄り添うことを学び、意識していましたね。パーソナルジムであるRITA-STYLEには、「これをキッカケに人生を変えたい!」という、多くの女性が来店されます。私が担っていたのは、少しでもお悩みを持っている方にWebサイトに来ていただいて、「このお店に私の人生の変化をかけてみたい」と思ってもらい、お店までしっかりと誘導するところまで。なので、実際のお客様とお会いする機会は少なかったのですが、ご予約のお電話やLINE公式アカウントのチャット上でお話しをすることはたまにありました。

そうやってお客様のお悩みを伺う中で、「この人の人生をRITA-STYLEで変えたい!」「じゃあそのためにはどうすればいいんだろう?」そんなことを考えた結果、出た答えが「お客様に寄り添うこと」でした。

そして、入社2年後に異動した株式会社 利他フーズでの「飲食店様向けの通信販売マーケティング」では、まずは知識を付けるところからでした。だって、飲食店様は食品のプロフェッショナルでもありますからね。多分、この時期は人生で一番馬刺しを食べた時期だと思います(笑)

その知識を付けていった結果、「商品の品質担当」をすることになって、お客さまだけではなく、お肉を提供してくれる協力会社様との関係性も必要になりました。ここで意識したことは、「お客様のお声だけが全てではない」ということ。その「バランス感覚」ですよね。これは一見、お客様にとっては冷たいようにも感じますが、お客様の要望に耳を傾けすぎると、疲弊するのは自分の会社の仲間や、協力会社様だったりするのです。

そこで一気に視野が広がったと感じています。

また、利他フーズではWebサイトへ訪れてもらうことから、お客様に商品をご購入いただき、商品をお届けするまで、一気通貫して見る必要がありました。それも、事業を俯瞰してみることができるようになった、1つの要因な気がします。

このように、RITA-STYLEでは「お客様への寄り添い」、利他フーズでは「バランス感覚」と「俯瞰すること」を意識してきた結果、今は事業部内の「お客様対応」の部分も任せてもらえるようになりました。

 

 

―様々な事業を経験した上で今後はどのようなビジョンを描いていますか?

■この経験でお客様や社内メンバー、協力会社さん全てをハッピーにしたい!

複数の事業でキャリアを積むことができたおかげで、「全体像を見ながら細部を見る」という力がついたように感じています。

もちろん、まだまだ勉強することもあり、悔しい思いをすることもありますが、色々と経験したからこそ、お客様はもちろん、社内メンバーや後輩・部下にも様々な視点から伝えることができますし、いつもお世話になっている協力会社様ともいい関係を作れるような気もしています。

こう考えると、「マーケティング」って、お客さまだけではなく、社内メンバーや協力会社さんも幸せにするんですね!マーケティングって素晴らしい!!

こういう想いをもって、マーケティングの力で、より多くの人をハッピーにできれば嬉しいですね!

 

 

『Yさんのここがスゴイ!』インタビュアーの感想

Yさんは、とてもユーモアがあり、一言で場を明るくしてくれるような素敵な人です。そんなYさんにインタビューをした際、これまで見たことのないきりっとした真面目な姿と、周りの人を考えた素敵なビジョンを知ることができ、こちらまで刺激を受けました。複数の事業会社を運営している、RITAグループだからこそできる経験や想いがあると改めて感じました。「同じことばかりでなく、様々なことに挑戦したい」というそこの意欲的な学生さん!ぜひRITAグループでYさんのように、多様な業務に関わり、自分の可能性を広げましょう!!